ブログの閲覧ありがとうございます。院長の川端和女です。本日は、更年期障害の話題です。一般の方には、更年期障害について知っているようで、 実はよくわからない人が多いかもしれません。そこで、更年期障害の一般的な説明とその症状、そして対策について説明したいと思います。
<こんなこと言われたことありませんか?>
例えば、30代後半になってくると、 体調不良やイライラしていることがあると、「女の人は周りから更年期じゃないの?」などと言われたりします。例えば、 婦人科医ではないドクターにもいわれたりすることもあります。 やんわりと、「女性ホルモンの関係でしょう」などと説明されたりします 。これは全て、更年期障害なのでしょうか?
<更年期と更年期障害って何?> よくある勘違い...
そもそも、更年期は、「卵巣そのものが、 いよいよ女性ホルモンを出さなくなり、 急激に血中の女性ホルモンレベルが下がってしまうこと」、 そして「更年期の急激な変化のためにおこる体調不良のこと」を更年期障害 といいます。
したがって、更年期そしてその時期の嵐のような体調不良は、30代のそれ とは全く別物なのです。最近テレビなどで、「若年性更年期障害」などと言って、 更年期障害とは全く関係のない「卵巣機能不全」を混同して報道されて いることがあります。混同しないようにお気をつけください。
したがって、更年期そしてその時期の嵐のような体調不良は、30代のそれ
<更年期障害は辛いもの...>
更年期障害の症状は嵐のようにやってきますし、 女性にとってもそれは初めての経験なので、 とてもつらく、しんどいことです。ただ、 嵐のようにと言ったように、必ず通り過ぎるものです。 全く症状のないラッキーな方もいる一方、 とても長い間悩まされる場合もありますが、一過性のものです。 ただこの時期は、女性にとって、とても大変な時期と重なってきます。 親の介護がはいいてくる方もいるでしょう。お子さんが大学受験、 あるいはいよいよ巣立ち、 独立していってしまうこともあるでしょう。ご主人が、 お仕事上最後の多忙時期にはいっていって、 内助の功がますます必要になってくる場合もあるでしょう。 更に最近では、 女性管理職あるいは何かしらのリーダーである方も増えてきました 。その時に更年期障害があると、 パフォーマンスが著しく下がってしまいます。 イライラがひどいと、時にはリーダーとしての資質を疑われたり、 元気が出ないと作業効率が下がってくるかもしれません。 そんな自分にますますイライラしたり、 気分がひどく落ち込んでしまいます。
<更年期障害の症状>
では、更年期障害ではどんな症状が出てくるのでしょうか。まず、 いよいよ月経がなくなり、閉経と考えるのは1年間月経がなくなっ たときです。その前に月経周期が不順になってきます。 人によって違いますが、46歳くらいから55歳くらい、平均50 から51歳くらいで起こってきます。珍しいのですが、 人によってはとても若く、 もっと早い時期に閉経になってしまう場合もあり、 早発閉経と言われます。でもこれはとても珍しいものです。 テレビなどで言われている、若年性云々のほとんどが、 単なる卵巣機能不全、 即ち卵巣自体が働かなくなって女性ホルモンが出なくなるのではな く、別の理由で、 脳から卵巣に指令が出て女性ホルモンを分泌することが上手くいか ずおこる月経不順です。
こんな更年期の異常を乗り切るために、強い味方があります。 それがHRTというホルモン補充療法や、漢方治療です。
<更年期障害への対策①>
HRTは、簡単に言えば、<更年期障害への対策②>
また、漢方治療という方法もあります。どうぞ、更年期症状で悩んでおられる方は、
川端和女
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